吸い玉
吸い玉療法とは
吸玉療法は数千年の歴史をもつ中国の民間療法の一つで、中国では今でも家庭で愛好する人はかなり多いです。吸玉療法は,拔罐療法, 吸覺療法ともいい,皮膚に吸着させ、刺激を与えることによって、血液の循環をはかり、血行をよくします。体内組織の改善により筋肉のコリなどをほぐします。昔は竹の木を使っていたが、いまはガラス製やプラスチックのものがほとんどです。
カッピング療法エステやマッサージ店などでもおなじみになってきていますが、日本では、吸玉療法と呼ぶ人もいます。古くから世界各地で行われた治療法のことです。
電動式または手動式ポンプを使用する吸い玉です。家庭でも手軽くできる民間療法です、ダイエットや美容は効果があるといわれていることでいま女性達が人気を呼んでいます。
ガラス製の吸い玉
吸い玉療法・カッピング療法の効果
・血液を綺麗にする
・血行をよくする
・免疫力を高まる
・皮膚の若さを保つ
・内臓諸器官を活発にする
・自律神経を調整する
・マッサージ効果
吸い玉療法のQ&A
吸い玉療法は専門の治療院から家庭まで広く使われていますが、使い方やツボなどにより様々な作用が違ってきます。その作用や注意することについて簡単に説明します。
吸い玉療法はどんな効果?
・ダイエット効果
・皮膚の若さを保つ (エステ、美容など)
・ホルモンやお血を調整する(婦人科疾患、不妊症、生理不順)
・内臓諸器官を活発にする(内臓の活性、消化不良、便秘など)
・自律神経を調整する (自律神経の失調、不眠症など)
・筋肉に対して強力なマッサージ(肩こり、腰痛)
・血液を綺麗にする( 糖尿病、リウマチ、内分泌疾患)
・末梢血管の血行をよくする (冷え性、高血圧、低血圧など)
・ツボの刺激範囲が広い(健康管理、慢性疲労、予防医学など)
吸い玉療法はなぜ効くの?
・皮膚に吸着するのみで、真空により、炭酸ガスの排泄をする
・皮膚呼吸の手伝いは、肺呼吸のガス交換の手伝いとなる。
・酸欠状態の細胞から酸素の供給を手伝う事になる。
・真空の吸引により、皮膚の老廃物を排泄。
・ガス抜きが、内臓の活性の手伝いは、汗効果の排泄法となる。
・ただ皮膚に吸着のみ、色素反応で臓器の疲れを知る。
吸い玉療法の注意すること
・患部が腫れたり傷ついているとできない
・早急に外科手術を必要とするような急性疾患の場合
・強度の全身性貧血の場合
・極度に体が衰弱している場合
・かぶれやすい人にとっては注意が必要
・重篤な心臓疾患など
なぜ吸い玉の痕の色は赤い?
吸引御、そこに丸い跡が付きます。その場所と色で、どの程度の機能低下があるか、見当がつけられる。色はほぼ3種類大別ができる。
①あざやかな紅色
②黒みがかった赤色
③黒みがかった紫色
①がもっとも弱く、②、③は反応が強くなります。
一般に反応が強いほどその場所に相当する内臓に機能低下が見られる。
吸い玉治療風景
上の写真で使っている吸い玉器はアルコールなど火力使用のガラス製の吸い玉です。
この治療法は原始的な吸い玉療法で最も効果的な治療法だと言われています。