鍼(はり)
オススメ 黄金三針について
本院長が長年の臨床経験で研究し得られた独特の治療法です。蓄膿症は鼻三針、肩コリは肩三針、腰痛は腰三針など本院独自の治療法です。
はりを怖がる方のために作った三本の純金の針です。刺さないはりとして、良く使われています、とても好評です!
鍼は気血の流れを良くし、自然治癒力や自己免疫力を高めます
鍼治療は髪の毛ほどの太さの鍼を全身に刺します。現代医術の鍼は皮膚に接触させるか、ごく浅く刺しますので痛みはほとんどありません。主に使用するのは髪の毛くらいの太さ (0.14~0.15ミリ)の毛鍼(もうしん)です。長さも一寸三分、一寸など色々あります。本院は主に中国鍼を使用します。症状や使用目的又、患者様の希望によって鍼の長さ・太さ・種類を使い分けます。がんや重い疾患にかかったら、免疫力が非常に低下しますので、その場合には鍼灸治療を一番お勧めします。
西洋医学から見た鍼の効果とは?
鍼や灸をすると周りの皮膚は赤くなります。赤くなるのは周囲の血管が開いて血液がそこに送り込まれたからです。これは身体に侵入した異物に対処するための生理反応です。
「鍼を刺した周囲の血管は開く」という生理反応と、「血液は圧の高い方から低い方へ流れる」という原理を組み合わせれば、「血液の流れを行過ぎているところから、足りないところへ誘導する」ことができます。
西洋医学からみても、特に「血流の障害で引き起こる病状」に関して鍼の治療効果は抜群と言われています。
鍼が効く理由
最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として「鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根
拠、西洋医学の代替治療として効果について有効である」との発表がありました。
現在「鍼灸がなぜ効くのか?」という研究は、日本および世界の大学や医療機関、研究所で進められてお
り少しずつ解明されつつあります。今のところ解明されたのは下記の通りです。
●脳内モルヒネ様鎮痛物質が分泌されて痛みが和らぐ。
●鍼灸の刺激が痛みの刺激をブロックする。
●血液やリンパの流れが良くなることにより、筋肉の緊張が和らぐ。
●ホルモンや自律神経のバランスが整えられる。
●白血球等が増加し、免疫力が高まることにより生体防御機構が強化される。
●消化器・泌尿器・呼吸器などに働きかけてバランスが整えられる。
「使い捨てのディスポ鍼」または「完全滅菌・消毒をした高級ステンレス鍼」の どちらかをお選びください
当院では「使い捨てのディスポ鍼」と、完全滅菌・消毒をした「高級ステンレス鍼」の2種類をご用意してお
りますので感染の心配は一切ありません。安心して治療をお受けいただけます。
鍼および治療器具等は全て厚生労働省が正式に認めている「外科手術の器具等を滅菌消毒する高圧蒸気滅菌法」により、滅菌・消毒を行っています。
またディスポ鍼(使い捨て)については、鍼メーカーにて1本1本個別にパッケージされ、エチレンオキサイドガス滅菌がかけられています。したがって感染することは一切ないです。
当院ではお客様ご自身に、「使い捨てのディスポ鍼」または「完全滅菌・消毒をした高級ステンレス鍼」のどちらかをお選び頂いております。
鍼および機材等の滅菌・消毒の手順です
●消毒
鍼、鍼管、鍼皿等の治療器具の消毒は直ちに流水で洗浄し、器具防錆洗浄液に10分以上浸けます。
●流水で洗浄
ゴム手袋を装着し流水で十分にすすぎます。
●殺菌消毒剤による洗浄
殺菌消毒剤を希釈して鍼具の洗浄液を作りま
す。
●超音波洗浄機による洗浄
液面から鍼具が出ないように浸し、10~15分間洗浄します。その後、温流水で洗浄をします。
●鍼先の点検
鍼を乾燥させた後、ラップフィルムを張り、鍼が貫通するか点検をします。
●滅菌パックに封入
異常の無い鍼を滅菌バックに入れ、ヒートシーラーで封入します。
●オートクレープ(高圧蒸気滅菌機)で滅菌
写真右がオートクレープ(高圧蒸気滅菌機)です。
高圧・高温により鍼および治療器具等を滅菌消毒する機械です。右のハンドルを回してしっかり密閉し高圧をかけます。当院では132℃で20分間の完全滅菌を施します。
オートクレープ(高圧蒸気滅菌機)の中の様子です。
●紫外線殺菌灯付保管庫で保管
紫外線の殺菌効果を利用した保管庫です。滅菌処理が終わった鍼・鍼管、鍼皿等はこの紫外線殺菌灯付保管庫で保管し菌の付着を防ぎます。
このようにすべての微生物(菌やウイルス)を殺し、安心して治療を受けることができます。